★不審なメール(フィッシングメール・詐欺メール)に対する注意喚起

昨今、皆さまのメールアドレス宛に「不審なメール」が届くケースが増えております。受信したメールを確認する際は、安易にURLをクリックしたり添付ファイルを開いたりしないよう、十分にご注意いただきますようお願いいたします。

実在の企業を装う巧妙な手口
最近では、実在する企業やサービスを装った不審メールが非常に巧妙化しています。これらのメールは、ロゴやデザイン、文面まで本物そっくりに作られているため、見分けるのが難しい場合があります。巧妙な手口として、以下のようなものがあります。
大手企業や有名ブランドを装う : 信頼性があるように見せかけて、警戒心を解くことを目的としています。
過去の取引履歴を装う : 過去に取引があった企業を装い、添付ファイルを開封させたり、URLをクリックさせたりしようとします。

フィッシングメールの見分け方
フィッシングメールとは、実在する企業やサービスを装い、個人情報やクレジットカード情報などを盗み取ることを目的としたメールです。これらのメールは、本物そっくりに作られているため、注意深く見分ける必要があります。

緊急性を煽る文面 : 「アカウントがロックされます」「すぐにパスワードを変更してください」など、不安を煽り、焦らせるような言葉が使われています。
不自然な日本語 : 機械翻訳のような不自然な日本語が使われていることがあります。
リンクの不審さ : 正規のURLとは異なる、短縮URLや見慣れないURLへのリンクが記載されています。
個人情報の入力を求める : ID、パスワード、クレジットカード情報などの入力を求める場合があります。
送信元メールアドレスの偽装 : 一見すると正規の企業からのメールに見えても、実際には異なるアドレスから送られている場合があります。

「不審なメール」を受信した場合の対応について

1.メールの送信元を必ず確認する
不審メール対策の基本は、まずメールの送信元をしっかりと確認することです。表示されている名前だけを鵜呑みにせず、メールアドレスが正しいものか、普段やり取りしている相手のものと一致するかを必ず確認しましょう。特に、フリーメールアドレスや見慣れないドメインからのメールは注意が必要です。少しでも不審に感じたら、安易に返信したり、記載されたリンクをクリックしたりしないようにしましょう。

2.不審な添付ファイルやURLは開かない
不審なメールに添付されたファイルやURLは、絶対に開かないように徹底しましょう。これらの添付ファイルやURLには、マルウェアやウイルスが仕込まれている可能性があります。安易に開いてしまうと、情報漏洩やパソコンの乗っ取りといった重大な被害につながる恐れがあります。

3.セキュリティソフトを常に最新に保つ
パソコンやスマートフォンにインストールされているセキュリティソフトは、常に最新の状態に保つように心がけましょう。セキュリティソフトは、日々進化するマルウェアやウイルスに対応するために、定期的に更新されています。古いバージョンのままでは、最新の脅威に対抗することができません。セキュリティソフトの自動更新機能を有効にするなど、常に最新の状態を維持することで、不審メールによる被害を最小限に抑えることができます。

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